ストリング工法とは String Method

ストリング工法とは

既設管きょの内側に補強リング(異形鉄筋)を配置し、LFパネル(ポリエチレン製表面材)とファスナー(ポリエチレン製表面かん合材)を軸方向に設置・かん合し、既設管きょとLFパネルのすき間に充てん材(高流動・高強度モルタル)を注入させ、既設管と一体化した高強度の複合管を構築する製管工法です。

管きょリニューアル 施工例

円形 適用範囲

管径:呼び径800mm~2000mm
管種:鉄筋コンクリート管
施工延長:300m

矩形 適用範囲

管径:既設管の短辺800mm以上 長辺5000mm以下
管種:鉄筋コンクリート管
施工延長:300m

ストリング工法のポイント

  • 円形適用範囲 φ800mm〜φ2000mm

  • 矩形適用範囲 800mm×800mm〜5000mm×5000mm

01Point

簡易的な製管治具

経済性の
向上
大がかりな設備が不要なので、経済性が向上します。

●簡易な製管治具を用いて製管作業を行います。

LFパネルかん合治具を用いて、LFパネルをロックパーツにかん合します。
連続かん合仕様は、管内に人が入らず施工できるので、安全かつ施工性の向上が可能です。

●ファスナーかん合で簡易にLFパネルをかん合します。

ファスナーかん合治具は、治具の先端にワイヤーを取り付けて、電動ウインチを使って牽引し、LFパネル同士をファスナーでかん合します。

  • ▲LFパネルかん合(エア駆動仕様)
  • ▲LFパネルかん合(連続かん合仕様)
  • ▲ファスナーかん合

02Point

高強度の複合管を構築補強リングに異形鉄筋を使用することにより、高強度の複合管を構築します。

高強度 高強度により、残存強度が低下した管への更生が可能です。
  • ▲管内設置状況
  • ▲ロックパーツ取付部

03Point

充てん材注入時に支保工が不要充てん材注入時は支保工や型枠なしで施工ができます。

施工性の
向上
支保工不要で、施工の効率化ができ、又ゲリラ豪雨など緊急時の退避も容易です。
  • ▲管内充てん材注入
  • ▲管口充てん材注入

04Point

充てん材注入時に目視が可能高強度・高流動のSTモルタルにより、 既設管きょとLFパネルの隙間を充てんします。

目視が可能 パネル表面から目視で充てん状況の確認が可能なので、確実な充てんを行うことが出来ます。
  • ▲充てん材注入

ストリング工法 施工工程

  • 01

    準備工

  • 02

    管きょ内洗浄工

  • 03

    管きょ内目視検査工

  • 04

    補強リング組立工マンホール内で補強リングとロックパーツを組み立て、一定間隔で設置します。

  • 05

    LFパネルかん合工管きょ内に引き込んだLFパネルを管軸方向に配置し、製管治具を使用してかん合します。

  • 06

    ファスナーかん合工ファスナーかん合治具を、地上からウインチに取り付けたワイヤーを使い、けん引し、かん合します。

  • 07

    充てん材注入工既設管きょと表面部材との間に高流動・高強度充てん材を注入します。

  • 08

    管口仕上げ工

  • 09

    完成管口仕上、作業後管きょの調査を行います。

PR動画

TOP